フォト
無料ブログはココログ

他のアカウント

キャンペーン

アド

  • Mozilla Firefox ブラウザ無料ダウンロード
  • ブログランキング・にほんブログ村へ

« ウニョン『放熱ララバイ』のPVを見ました | トップページ | ~「育てるたまごハーブ」を使って「ミント栽培」・五十日目~ »

2009年8月21日 (金)

『上司を動かすフォロワーシップ』を読んだ

 コミュニケーションコンサルタント・吉田典生・著『上司を動かすフォロワーシップ』(SoftBank Creative)を読みました。

『上司を動かすフォロワーシップ』

 読む前に先ず、この著書のタイトルに使われている「フォロワーシップ」という言葉に引っかかりました。

 フォロワーシップとは何だろうか???

 無職で職務経歴がない自分にとって、この本を手にするまで一度も聞いたことがない言葉です。

 「フォロワーシップ」を著者が日本語に訳すと「部下力」という事らしい。

 と言っても、「部下力」という言葉も聞き慣れぬ言葉で、どういう意味なのか自分には想像すら出来ないです。

 この著書によると、「部下力」とは、「部下が当事者意識を持って行動し、職場や上司を動かすことによって、組織をより良い方向へと導いていく能力」のことを差すらしいです。

 上司が部下を率先して指揮していく「リーダーシップ」に対する言葉で、部下が上司を支え、部下自らが職場環境を変えていくことによって、組織をよりよい方向に導いていくことを「フォロワーシップ」というらしいです。

 では、なぜ、今、「フォロワーシップ」が必要かというと、会社組織の形態が旧来の「ピラミッド型」から、少数精鋭で簡素化された組織形態である「フラット型」へ移行しつつあるからだそうです。

 これまでのピラミッド型の組織であれば、社員は徐々に出世してリーダーシップを育成しつつ、上の階級へと登っていくことが出来たのに対し、フラット型の組織の場合、リーダーシップを身につけることなく、平社員時代の職務成績などで判断されて、急に上司に抜擢される人が増えてきているからだそうです。

 選手として良い成績を遂げたかもしれないけれど、指導者としては芳しくない成績しか残せなかったスポーツ選手がいるのと同様に、これと似たようなケースが会社組織でも現れているらしいです。

 それに、そもそも管理職は本来「マネージメントをする人」という意味で、管理職はマネージャーであって、リーダーではない。部下たちも組織全体も、マネージャーにリーダーシップを期待していたことに今まで矛盾があったそうです。

 そのため、今後は職場の環境を改善しようと思うのであれば、上司に期待するよりも、先ず、働く一人一人が意識を変革していき、経営者意識、株主意識を持って行動して、「部下力」を磨いていくべきであるというのがこの著書の主旨です。

 では、どうやると、その「フォロワーシップ」とやらを身につけられるのか?

 「フォロワーシップ」を生みだすには2つの力がいるそうです。それは「貢献力」「批判力」です。

 「貢献力」は言葉の通り、会社や上司に言われたことを従順に受け止めて、その通りに行動する能力です。

 対して、「批判力」とは何か?上司に難癖をつけるという意味ではなく、建設的批判を上司に提案することができる能力を差しているそうです。

 この二つの力をバランスよく身につけることで、フォロワーシップが形成されていくそうです。

 次に、自分の中に「フォロワーシップ」を高めるにはどうすべきか。

 それは、働く事によって得られる報酬には4つの要素があることを意識することだそうです。

 その4つの報酬には「金銭報酬」以外に、「名誉報酬」「成長報酬」「対人関係報酬」の3つの心理報酬を差すそうです。

 「名誉報酬」は、自分の仕事に誇りや使命感を見つけ出すことによって得られるそうです。今の仕事をどう捉えるか、仕事をする意味をどう位置づけるかによって「名誉報酬」を見出すことが出来るそうです。

 「成長報酬」は、仕事を通して自分が望む方向に成長していく喜びや、仕事を成し遂げた達成感、自分が望む方向と組織が目指す方向が合致していくことなどでそれが得られるそうです。

 「対人関係報酬」は、職場に信頼できる仲間がいる喜び、仕事仲間とお互いに励ましあう安心感、人と関わりあえる充足感などがそれに当たります。職場に円滑な人間関係を築く事を意識することで、働く喜びが得られます。逆に、孤立したままの状態で職場にいても、ストレスが溜まるだけで働く意味を見出せません。

 この3つの心理報酬を、労働者一人一人が意欲と行動力で高める事により、フォロワーシップの向上に繋がり、職場環境や組織内部の改善になっていくそうです。

 どんな職種でも、どんな職場でも、面白くするのもつまらなくするのも自分自身の意識一つで変わります。意欲があれば、上司に頼らずとも、職場環境は良い方向へ変れられるし、変えることが出来るということがこの本から読み取れました。

 この本を読み終えて、「おもしろきこともなき世をおもしろく すみなすものは心なりけり」や「人民の人民による人民のための政治」の言葉が頭を過ぎりました。

 カリスマ性を持つリーダーの出現を待ち望んでいるより、組織の大部分を占める部下個人個人がモチベーションの持ち方を変えていった方が、職場環境が改善されていくということなのでしょう。

 そう考えると、「フォロワーシップ」という言葉が今後広く認知されていくにしたがい、労働環境が良く、働きやすい職場が増えていくような気がしました。

※『AQUTNETリサーチ「本読みブロガー」提供書籍』

上司を動かすフォロワーシップ 組織と個人が「win-win」になる部下力の鍛え方 Book 上司を動かすフォロワーシップ 組織と個人が「win-win」になる部下力の鍛え方

著者:吉田 典生
販売元:ソフトバンククリエイティブ
Amazon.co.jpで詳細を確認する

ブログランキング・にほんブログ村へ blog Ranking

« ウニョン『放熱ララバイ』のPVを見ました | トップページ | ~「育てるたまごハーブ」を使って「ミント栽培」・五十日目~ »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/409014/31048249

この記事へのトラックバック一覧です: 『上司を動かすフォロワーシップ』を読んだ:

« ウニョン『放熱ララバイ』のPVを見ました | トップページ | ~「育てるたまごハーブ」を使って「ミント栽培」・五十日目~ »

2017年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

AD

Twitter