「yorimo」は、読売新聞のオンラインサービス「YOMIURI ONLINE」の会員制インターネットサービスです。会員登録料が無料な上、会員じゃないと読めない特集記事や連載小説などが掲載されています。その他にも、会員限定のチケット販売サービスなども行っています。その「yorimo」が2009年3月2日にリニューアルオープンしました。
これまで通り、ゲームやプレゼント企画、ヨリモ会員特別チケット販売サービスなどは、そのまま継続されていますが、サイトデザインがより見やすく大幅に改められ、新連載特集記事もスタートし、内容が今まで以上に濃くなりました。
そんなyorimoのリニューアルを期に、新連載をスタートした特集記事がいくつかありますが、その中でも自分が一番関心を寄せたものは『家電探偵・粋中伝助』です。『家電探偵・粋中伝助』は、探偵・粋中伝助がアシスタントの鯉寄品美と共に、世間で注目されている家電の調査を行うという設定でストーリーが進行していきます。
テレビ朝日『アメトーーク』の企画「家電芸人」の成功を境に、各種メディア等で最新家電に関する情報を扱った企画をよく見かけるようになりました。この『家電探偵』もそんな一連の家電企画の二番煎じであり、柳の下の何匹目かのドジョウを狙った企画なのだろうと記事を読む前はそう思っていました。しかし、読了後、これは今までの「家電企画」とは少し毛色が違うということに気づきました。
従来の家電特集企画であれば、家電メーカーの営業マンか広報担当者からの受け売りの知識をそのまま引用しているのではないのか?と思われるくらい、最新家電の新機能やその利点のみに集中して紹介していましたが、この『家電探偵』では、従来の「家電企画」と同様、家電の長所も紹介していますが、それと共に、その家電の欠点についても利点と同じくらいのページ数を割いて取り上げています。
今回の『家電探偵』で取り上げている三菱電機の「本炭釜」を例に挙げると、「本炭釜」の内釜の素材に「炭」を採用したことにより、お湯を沸かす際に巨大な泡が発生し、その泡の効果で米を躍らせて炊くことが出来るようになりました。結果、IHなのに本物のお釜で炊いたようなおいしいご飯を炊くことが可能になったと紹介しています。
しかし、一方で、内釜が炭で出来ているということは、従来のアルミ製の炊飯ジャーの内釜に比べて、壊れやすいのではないかと指摘もしています。「超高級」を謳い文句にしているにもかかわらず、壊れやすいかもしれないというマイナス要素を読者に報告することにより、この記事が家電メーカーの提灯記事ではないことを証明していると思います。その他にも、超高級IH炊飯ジャーの割には、高級感が感じられないデザインをしているとか、軟らかいご飯が好きな人には好まれない炊き上がりに仕上がるなど、人によっては「本炭釜」の購買意欲を削ぎかねない点も堂々と紹介しています。
単なる家電の宣伝だけにとどまらず、その商品の長所と短所の両方を、同じページ数を割いて取り上げている点に好感を持ちました。
出来れば、さらにもう一歩踏み込んで、他社から発売している同ジャンルの商品と比較して、どちらの方がどんな点で優れているのかなどについても検証して欲しいと思いましたが、長期連載を目指すには、一度に複数の商品を登場させるより、一回の連載でひとつの家電を取り扱う方が賢明な策だと思うので、この点は致し方ないと思います。
一日三食自炊のご飯を食べ、マイコン炊飯ジャーから普通のIH炊飯ジャーに買い換えた際に、炊飯ジャーが進歩すると、同じ米で炊いたご飯であるにもかかわらず、全く別の食べ物に感じられるくらいおいしく変化するものなのかと感心した経験を持つ自分は、ご飯は軟らかいものより、アルデンテな感じの炊き上がりの物を好みます。そのせいもあってか、今回の『家電探偵』の記事を読んで、「本炭釜」にそそられてしまいました。価格面と懐具合が合致さえしたら、購入するのだが・・・。
超高級IH炊飯ジャーを買うお金はないが、三菱電機の「本炭釜」が欲しいと思う自分はそこで、ヨリモのリニューアルオープンを記念して開催している懸賞キャンペーンのプレゼント商品の中に、「本炭釜」が含まれているので、その中から迷わず三菱電機の超高級IH炊飯ジャー「本炭釜」を選択して懸賞に応募しました。
釜で炊いたようなおいしいご飯を毎日食べられるなんて、日本人にとって最高の贅沢でしょう。そんな贅沢を味わってみたいです。