フォト
無料ブログはココログ

他のアカウント

キャンペーン

アド

  • ブログランキング・にほんブログ村へ

« ブロードバンドサービスを選ぶ基準 | トップページ | 大正製薬リポビタンD1ケース当たりました。 »

2008年8月31日 (日)

『ハンコック』見てきました。

 昨日、『ハンコック』を見に行って来ました。

 同じ日に『20世紀少年』や『パンダフルライフ』など、他にも興味を惹く面白そうな作品が上映されましたが、『崖の上のポニョ』を見に行った際に、『ハンコック』の半券を一緒に提示するとポップコーンとソフトドリンクが貰える券を貰ったので、自分は迷わず『ハンコック』を選択しました。

 食べ物に釣られるという不純な動機で『ハンコック』を選んだけれど、この選択は間違っていなかったと思いました。

『ハンコック』

 アメコミの実写版のような、CGが派手なだけの勧善懲悪な単純なストーリーかと思いきや、それだけではなかった。社会風刺が盛り込まれ、何気ない会話の一つ一つに深いニュアンスが込められた、よく練られた脚本の作品でした。

 何千年も生きている不死身の男・ハンコック。スーパーパワーを備え、正義の味方を気取っているが、何でもやりすぎてしまうために周辺住民から嫌われている。ファッションにハクトウワシのマークを取り入れていることもあり、ハンコックはアメリカを擬人化したキャラクターであることは早々に気づきました

 しかし、ハンコックをみんなに愛されるヒーローにしようと説くPR会社の社員レイの妻メアリー(シャーリーズ・セロン)が、ハンコック以外にスーパーパワーを備えたもう一人の人物として登場しますが、彼女がロシアを象徴していることに気づいたのは作品が終わる寸前でした。

 それも、作品のエンディングで、レイがメアリーに「ケネディって、どんな人だった」と聞くと、メアリーが「その頃、キューバにいたから、どんな人だったかわからない」と答えたところでようやく気づきました。 

 この作品がアメリカとロシアを中心に、世界各国が擬人化された作品であることにもっと早く気づいていたら、登場人物の会話のニュアンスや小さなエピソードをより深く理解できたかもしれないと思います。

 例えば、メアリーがハンコックに「昔はスーパーパワーを備えた人物はたくさんいたけれど、すでに死んでしまい、今は2人(ハンコックとメアリー)しかいない」と言う会話があったけれど、最初は意味がわからず気にも留めなかったけれど、アメリカとロシアの会話という事に気づいて思い返してみると、何を暗示しているセリフなのか一目瞭然です。

 その他にも、自分が気づかずに取り逃がしてしまった意味深いセリフがあったんじゃないかと思うとちょっと惜しい気分になりました。一度見ただけでは細かいところまで完全に理解できなかったので、DVDで2度3度と見返したくなる作品でした。

 それにしても、ハンコックとメアリーが仲違いすると両者にスーパーパワーが宿り、逆に仲良くなると両者のパワーが衰えて弱体化し、小悪人にもやられてしまうなんて、まさに、アメリカとロシアの関係を象徴しているし、世界情勢の縮図を表していると思う。ハンコックを傷つけた人物たちの服装や顔立ちもどこかの国を象徴しているかのようで意味ありげな感じがしました。

 弾をも跳ね返す強靭な肉体なはずのハンコックの体にあるいくつか深い傷の経歴は、これまでアメリカがロシア(ソ連)と同盟を組んだ大戦を意味しているだろうし、『フランケンシュタイン』が上映していた頃を境に、ハンコックが記憶喪失になってしまうというところも、傍若無人になった現在のアメリカの起源を象徴していると思います。(フランケンシュタインは原子爆弾の事を指しているのか?)

 ハンコックが牢屋の壁にピラミッドを落書きしていたところも、何かをマーキングしているかのようで気になりました。

 ハンコックとメアリーがアメリカとロシアを象徴しているなら、さしずめ、企業に社会貢献と称して商品の無料配布をするように薦めるPR会社のレイは、社会主義者か左翼、もしくはNPO団体を象徴している気がします。そのように考えると、現代において、レイとメアリーが夫婦関係なのも納得が行きます。となると、レイの子供はユダヤ人かイスラエルに相当するのか?

 そのレイとハンコックが手を組み、ハンコックがレイの言葉を信頼して行動すると、嫌われ者だったハンコックが周辺住民から好かれるように変貌する。

 という事は、アメリカは傍若無人な行動を改めて、ロシアと仲良くし過ぎない程度に左傾化すると、アメリカは世界の国々から好かれるよい国になるという事なんだろうな。

ハンコック エクステンデッド・コレクターズ・エディション DVD ハンコック エクステンデッド・コレクターズ・エディション

販売元:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
発売日:2009/01/28
Amazon.co.jpで詳細を確認する

にほんブログ村 映画ブログへ blog Ranking

« ブロードバンドサービスを選ぶ基準 | トップページ | 大正製薬リポビタンD1ケース当たりました。 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/409014/23380840

この記事へのトラックバック一覧です: 『ハンコック』見てきました。:

» 『ハンコック』 [京の昼寝〜♪]
□作品オフィシャルサイト 「ハンコック」□監督 ピーター・バーグ □脚本 ヴィンセント・ノー、ヴィンス・ギリガン □キャスト ウィル・スミス、シャーリーズ・セロン、ジェイソン・ベイトマン■鑑賞日 8月24日(日)■劇場 チネチッタ■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)<感想> ウィル・スミスってこういう役が一番合っているのかも(笑) どこか悪ガキっぽいところも持ち合わせながら、音楽的ノリの良さと頭の回転の速さを兼ね備えているのかもしれない。  昨年の『アイ・アム... [続きを読む]

» ハンコック 想定外のお話やった! [労組書記長社労士のブログ]
【31 -15-】 またまた 政権を (・_・ )ノ"" ゜ ポイッ っすか {/b_face2_shock_m/}  そんな事が日本で起こるなんてツユ知らず、昨日は映画の日でしたんで、ハンコック見てきました。 予告編、なかなか面白そうやったから、脳天気に腹抱えて笑わせて貰おうという魂胆でした。  がっ{/cat_5/}  超人的な力でロサンゼルスで起こる事件や事故を解決するが、同時に街に大損害を与える男・ハンコック。粗暴な性格も相まって市民にも毛嫌いされていた。そんな彼に命を助けられた... [続きを読む]

» 「ハンコック」だめんずヒーロー奮闘記! [シネマ親父の“日々是妄言”]
記事投稿日時 2008年8月21日22:29 ※上映開始日を投稿日時に設定。上映開始後、1週間固定。  現在、ハリウッドで人気・実力共にNo.1。おまけに“最も稼ぐ男”といえばこの人、ウィル・スミス!そんな彼の最新作が、夏休み映画の“トリ”として、日本に上陸!「ハンコック」(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)。いつもはカッコイイ役柄のウィルですが、今回は少々、勝手が違うようです。果たして、それが吉と出るか凶と出るか?  ハンコック(ウィル・スミス)は、一見どこにでもいる... [続きを読む]

» ★「ハンコック」 [★☆ひらりん的映画ブログ☆★]
今週の週末レイトショウは、 「DMC」や「SATC」などなど省略系作品の公開週だったけど、 ウィル・スミス主演の本作を先行上映で。 [続きを読む]

» ハンコック を観ました。 [My Favorite Things]
久しぶりにスクリーンで鑑賞。 [続きを読む]

» 『ハンコック』を観たぞ〜! [おきらく楽天 映画生活]
『ハンコック』を観ました空を飛び並外れたパワーで様々な事態を解決、人々に尊敬されるはずが、その粗暴な解決過程と言動で嫌われ者となっているスーパーヒーローの成長と活躍を描く、ウィル・スミス主演のアクション・コメディです>>『ハンコック』関連原題:HANCOCKジ...... [続きを読む]

» 映画:ハンコック 見てきました。 [よしなしごと]
 プロバイダにブログを削除され、映画を観てもブログにできるかどうかわからないし、映画を観る気分でもなかったんですが、家にいてもすることないしハンコックを観てきました。 [続きを読む]

« ブロードバンドサービスを選ぶ基準 | トップページ | 大正製薬リポビタンD1ケース当たりました。 »

2017年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

AD

Twitter