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2008年4月30日 (水)

『フィクサー』見ました。

 ゴールデンウィークは、映画会社が名付けた名称であるので、やはりこの期間には映画を見ようと思い、『フィクサー』を見て来ました。

フィクサー DVD フィクサー

販売元:東宝
発売日:2008/09/26
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 この作品のオープニングは、大手弁護士事務所らしき室内をゆっくりと、くまなく巡るカメラワークと、誰と誰が電話で話しているのかわからない切羽詰った感じで会話する音声が一緒になったシーンから始まります。 

 このシーンから一体何だ?と思わせ、いきなりわけがわからなくなってしまい、頭の中が疑問符だらけになってしまうオープニングのため、難解な小難しい作品なのかと思いきや、じっくり見進めて行くうちに、だんだんと全てのシーンの辻褄が合っていきます。
 むしろ、難しい内容の作品どころか、丁寧にストーリーが進んでいき、親切なくらいわかりやすくしっかりと練られた作品でした。
 ラストも勧善懲悪で終結するので、鑑賞後も何のわだかまりなく、すっきりとした気分で映画館を後にすることが出来ました。
 さすがアカデミー賞に多数ノミネートされただけの作品でした。

 あらすじは、大手農薬メーカーが製造販売した農薬が原因で、井戸水を飲んだミルォーキーの多くの農民らが死亡し、農民らは農薬メーカーを相手取り薬害訴訟を起こします。
 しかし、この訴訟は被告側が雇った有能な弁護士の手腕のおかげもあり、だらだらと訴訟を長引かせ、6年経っても未だに終わらなかった。
 ようやく被告側に有利な形で訴訟を終わるかと思いきや、被告側の弁護士が雇い主である農薬メーカーにとって、明らかに不利な証拠を見つけてしまう。
 人生の多くの時間を悪徳企業の弁護に費やしてしまったという良心の呵責に苛まれた被告側の弁護士は、裁判中に発狂、一転、農薬メーカーを訴えた農民側に肩入れしようと画策を講じる。
 “フィクサーと呼ばれる“掃除屋”“もみ消し屋”担当の弁護士が出てきて、同じ弁護士事務所の同僚でもあるこの訴訟担当弁護士を原告側に取り入ることを阻止させ、薬害訴訟を和解に持ち込むことを任されます。
 一方、農薬メーカーの法務部の女性社内弁護士も、会社を守るために、自己判断でこの寝返った担当弁護士を消そうと闇社会の人間を利用します・・・。

 日本の場合、法律関係の職業は、弁護士の他に行政書士や司法書士、弁理士とそれぞれの役割が分担されていますが、アメリカの場合、これらの士業は全て弁護士にひっくるめられていて、法律に携わる職業の人はほぼ全て弁護士と呼ばれているみたいです。
 そのため、日本とアメリカでは、人口比で比較しても弁護士の数が極端に異なると言われています。

 でも、実際は訴訟担当弁護士が、日本でいう弁護士に値し、報酬が高く花形職であり、一般的に想像する弁護士像です。

 逆に、この作品に取り上げられている「フィクサー」と呼ばれている訴訟を事前にもみ消す交渉を担当する“掃除屋”弁護士は、弁護士事務所内で雑用扱いされ、報酬面でも冷遇されているみたいです。弁護士なのにバーを副業で行っているくらいですからね。
 日本でいうと「フィクサー」に相当するのは、司法書士か行政書士を想像したほうがいいのかな。いや、むしろ、損保代理店業の人に近いかもしれないかな。
 一概にアメリカの弁護士資格と日本の弁護士資格を同列に比較してはいけないみたいですね。

 後、この作品で気になった事といえば、薬害訴訟の被告の農薬メーカー・Uノースの社長の呼び名。字幕上では一貫して、その人物は「ドン」と呼ばれていて、名前では呼ばれていないです。
 けど、大して立派な英語リスニング力も備わっていない耳ですが、自分には法務部の女性がその「ドン」を呼ぶとき、一部「モンサント」って言っていたような気がします。気のせいか?
 ということは、この農薬メーカーのモデルは、枯葉剤やPCBやラウンドアップを製造しているあの有名な企業のことなのかな?

 それにしても、『エリン・ブロコビッチ』とかもそうだけれど、アメリカ映画は薬害や公害問題など、実在する大企業が不利になる題材を映画の素材に選びますよね。

 日本でも教科書に載るくらい有名な公害訴訟や薬害裁判が起きているし、最近でもC型肝炎裁判や防衛省のイージス艦の問題も起きているのに、それらが映画の題材になる事はないですね。公害問題でいったら有吉佐和子の『複合汚染』という有名な作品があるのに映像化されてないですし。

 そもそも日本映画界は、大企業や省庁とかを巨悪として扱った社会派と言われる作品を全く製作してないですね。

 アメリカの場合は、弁護士の力が強いから、大企業を悪者として扱える作品が作れるのかな。

 それとも、日本の場合は、例えば、公害をテーマにした作品を映像化した場合、皇太子妃のことについても多少触れなければならなくなったりするので、厄介ごとを避けるために製作しないのかな?

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